うつ病からの回復方法『適切な休み方』
どうもこんにちは
天才すぎて
もうどうにも止まらない
EY mental Lab
認定心理カウンセラーの岡本です
私は10年程うつ病経験があります。
薬を飲みながら会社に通っていた時期もあれば、
体にいろんな症状が出たり、
文字が読めなくなったり、
眠れなくなったり、
あまりにもしんどいので
睡眠導入剤とお酒を一緒に飲んで
記憶を飛ばしたり、
引きこもったりなどを経験しました。
そんな私は現在では回復し、
薬も飲まず、
文字を読むどころか
youtubeの編集をしたり、
こうやってブログを書いたりしています。
回復してきた経緯を振り返って、
今日から「うつ病からの回復方法」について
お話ししていきます。
うつ病からの回復といっても
何か1つだけをやっていれば
回復するというわけではありません。
色々な回復の作業をやって、
少しずつ少しずつ回復をしていきます。
その中でも今回は
うつ病から回復するための
『適切な休み方』
というテーマでお話しします。
うつ病になった方は
お医者さんやカウンセラーさんから
「まずはゆっくり休んでください」
と言われたことがある方も多いと思います。
しかし、
休んでも休んでも
「一向に回復している気がしない」
「むしろ悪化している」
と感じている方も多いと思います。
実際私もそうでした。
ではどうすればいいのか?
結論から言うと、
「自分を責めながら休む」から
「自分をいたわりながら休む」に
変えてみること。
「休む」ことを自分で納得し、
「休んでいいんだ」と自分に許可を出し、
「自分のために休むんだ」
と自分をいたわることが大事です。
自分の経験を言うと、
うつ病がひどかった2年間くらいは
確かに家で休んでいました。
できることもないし、
体や頭がしんどいので
ベットでずっと横になってました。
しかし、
一向に回復しないし、
ただただ悪化していくばかり(>_<)
その休んでいた時に私がしていたことは、
「仕事に行けない自分はダメだ」
「人として終わってる」
「早く回復して働かないとダメだ」
「もう人生終わった」
「こんな自分は人から変な奴だと思われてる」
みたいな言葉を
延々と自分の中で繰り返していました。
はたから見れば
ベットで横になって休んでいるのですが、
頭の中は自分を責めることしかしておらず、
「言葉の暴力」を
自分で自分にし続けている状況でした。
形的には横になって休んでいる。
でも自分の中では「一人戦時中」という状況。
頭はずっとぐるぐると
フル回転してるし
本当の意味では休めませんでした。
うつ病の時は、
自分で自分を責めてしまうのは
しょうがないと思います。
責めたくなくても
どんどん勝手に自分を責める言葉が
出てきてしまいます。
ただそのままでは
延々と自分を責め続け、
回復が遅れてしまいます。
実際私も自分を責め続けていましたが、
EY mental Lab の
カウンセリングを受ける中で
「自分が休むことを自分で許可する」
というアドバイスをもらいました。
でも最初は
「そんなの無理」
「こんな休んでいる自分はダメだ」
「認められるわけない」
「早く普通にならなきゃ」
とばかり思っていました。
しかし次第に
「もうたくさん頑張ってきた」
「自分が休むのを自分で認めてあげよう」
と思うようになりました。
もちろん簡単にそう思えたわけではありません。
時間をかけて徐々に徐々に
すこーしずつ、すこーしずつ
「休む自分」を許せるようになったという感じです。
「休むこと=悪いこと」
という状態では
全然休んだ気がしませんでしたが、
「自分のために休もう」
「自分を労わろう」
という気持ちになった後は
休む時の心持ちも少しずつ変わり、
責めすぎずに休むことができるようになりました。
もちろんこれだけで
回復したわけではありませんが、
まずは
「休んでいいんだよ」と自分に許可を出し、
「よく頑張ってきたね」
「今はゆっくり休んで自分を労わろう」
と自分に対して声をかけてあげることから
始めてみてください。
すぐに大きな変化はないかもしれません。
でも最初は無理やり自分に言い聞かせる形でも、
ちょっとずつちょっとずつ繰り返しているうちに
ふと自然と
「ほんと頑張ってきたな。今はちょっと休もう」
と思えるようになってきます。
不眠などの問題があって
横になっても休んだ気がしない
という方も多いかもしれません。
不眠についてはまた別の機会に。
最後にもう一度言います。
まずは
「自分を責めながら休む」から
「自分をいたわりながら休む」に
少しずつ変えてみてください。
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